フォンなのか、チェンなのか・・・

昨日から、グンと冷え込みが厳しくなって、すっかりノドをやられました。
皆様もどうぞご自愛下さいませ。


先ほど、表参道の「糖朝」で食事を終え、帰宅しました。
もう開店当初から行ってませんから、実に5年ぶり。美味しいものもありましたが、なんか味が薄く感じたものも数点ありましたかね。元々こんな感じだったんでしょうか・・・?


今日はあっと言う間の1日でした。1日3本って言うのは、やはりキツイもんですよ。
最後に良い映画と出会えたのは幸いでしたけど。


13:00から、Filmex映画祭の「アイ・イン・ザ・スカイ/跟蹤」を鑑賞。
夏に香港に行った時にDVD発売の宣伝が出ていて、お世話になった某女史から「面白いですよ」と教えていただきましたが、どんな映画なのかを聞かず、そのままにしっぱなしでした。(笑)


内容はそんなに大それたものでもないんですが、地味ながら、見せ方が上手く、中々良かったのではないかと。
やっぱり、ヤムヤムさんはこういった役が似合いますね。終始、警官らしからぬ服装でしたけども。(笑)逆にカーファイさんは、雰囲気は感じられるものの、こういった黒社会のボス役があまり似合ってないんじゃないかと思うんですけどね。ここの所、XX系の役が多いですよね。それと、よくわからなったのは、新入りの女の子、この子はどうゆう子なんでしょうか?若い女優さんは全然知りませんです・・・


終了後、銀座線に乗って、「中国映画祭2007」と言うイベントに参加するべく、赤坂の「草月ホール」へ移動。駅から5分とありましたが、もう少し歩かされたような。ホールの様子はこんな感じでした。


この間の「香港映画祭」もそうでしたけど、一体どういった事を目的にして開催してるのかが、イマイチ伝わって来ないんですよね。観光の推進とか、もっと(映画を通して)中国を知ってもらおうとかって言うのはわかるんですけど、ただお偉いさんがセレモニーで長々とコメントして、CMを流しているだけで、主催者側としての「意義」みたなものは果たせてるんだろうか?とも思います。ま、こちらとしては映画が見れるだけで満足なんですけど・・・


15:30から、何故か去年の東京国際で上映された「四大天王」です。
一度見ていたものの、すっかり忘れていた部分もあるので、記憶を呼び起こしながらの鑑賞となりました。(笑)たくさんの一流芸能人のリアルなインタビューを交えながら、ショー・ビジネスの裏側をシニカルに描いたとでも言いましょうか、2回目となると、何処がホントで何処がウソなのかが何となくわかったりして。こうゆう映画もアリかなと。上映後に監督の呉彦祖ダニエル・ウー)のティーチ・インが行われました。

「新●事件」でパンチ・パーマの為、帽子を被っている、ダニエルさん。(ホントーか?)



最後は、18:00から、「早熟」です。
こちらは、上映前に房祖名(ジェイシー・チェン)の舞台挨拶あり。

う〜む、相変わらず、終始ニコニコさん。こうゆうのは好印象だ。某ナントカ様も見習いたまえ。
またもや英語でのインタビュー。終了後にティーチ・インもして欲しかったぞ。


映画の方は、噂では聞いてましたが、予想以上に良かったです。
ストーリーは、「フィオナ・シッ(薛凱蒞)の逃避行」的な映画でしたけども(笑)、 ジェイシー君の存在が薄れる程に脇を厚く固める役者たちが良いんだわ。テレサ・モウはもちろんの事、私的に良かったのは、黄秋生(アンソニー・ウォン)でしたかね。厳格な父親を見事に演じ切っていたと思います。曾志偉(エリック・ツァン)とのケンカのシーンは「無間道」とダブって可笑しかったですね。


何故またこういった題材を、爾冬陞(デレク・イー)が撮ったのか?と言うのも気になります。
水田菜穂さんに、東京国際映画祭でお会いした時に聞いた話ですが、劇場公開が決まっていたのに(しっかり字幕付いてましたしね)、何故かお蔵入りになってしまって、結局DVDスルーらしいです。映画祭で3本もジェイシーの映画が上映されてるんだから、それなりに評価は上がってるんじゃないかと思うんですけどね。ぜひ思い直していただいて(笑)劇場公開でたくさんの方に見てもらいたい映画ですね!


帰って来て、ブログを書いてたら、数ヶ月ぶりにアフォンから「パソコンが壊れてて、メール出来なかったから、連絡が遅れてゴメンネ!」なんて電話アリ。話題になってる「色/戒」の話をすると、「ボクは見てないけど、トニーのXXの部分とか(笑)、ベットシーンが話題になってるだけで、こういった事は良くないよ。あまり見たいとは思わない」との事。そんな事言われちゃぁ、見たくなるんだよ、人間つーものは。(笑)