近年はもう、映画祭で見れる香港映画なんてものは少ないですし、どちらかと言うと、「中国で何百億円稼いだ!」とかって話題作をイッキに見せてくれる「東京・中国映画週間」の方に期待してますかね。🙇♂️🙇♀️
ラインナップを見た瞬間、情報通でもない自分でも、今年中国で大ヒットした話題作が並んでて凄い!と思いましたですよ。
今年も恵比寿の「東京都写真美術館ホール」で開催とのこと。
去年はチャリで近くまで行きましたけど、今年は歩いて行って見ようと一時間前に家を出ましたが、結果、裏道を使って30分かかりました。半世紀、(わりと)近くに住んでて、恵比寿まで歩いたのは初めてです。😊😊😊
「2019東京・中国映画週間」
10月24日(木)14:00~ 東京都写真美術館ホール
開会式&「ナタ 魔童降臨 /哪吒之魔童降世」110分
チケット売り出しに日に速攻で売切れて、仕方なく諦めてたんだけど、暫くして休日の夜中に何となしにアクセスしたら、キャンセルが出たのか運良く取れちゃった。
しかしながら、あまり良い席ではなかったので、他の席も残ってないかな?と何度かアクセスしたら、同じ席しか出て来ない。ヒマだったんで、その日のお昼に車を飛ばして、渋谷のチケットぴあへ行って調べてもらったら、なんと残りの一席だった!!それも右端の一番端の席!!😳😳😳
残念ながら、当日券は出なかったそうです。
開会式と舞台挨拶があるので、いつになくロビーが賑わっておりました。
「ナタ 魔童降臨 」(哪吒之魔童降世)、凄く面白かった!!👍👍👍
日本語字幕もわかりやすかったし、アクション・コメディって感じで楽しかった。席も右端の方だったけど、意外に気にならなかった。音も中々良かったし、ここで見れたのはかなり貴重な体験だったかも。何で一回しかやらなかったんだろう?勿体ない!! 日本で公開となると、吹替版になっちゃうのかな。😢💦
そうそう、開幕式の司会が矢野浩二さんだったんだけど、ガッチリしてて、男前でしたよ。ロビーにいらっしゃったんで、写真を撮ってもらいたかったなぁと……
次の映画まで時間があるんで、上の階のロビーにあがって、おにぎりを食べて腹ごしらえ。🍙🍙🍙
10月24日(木)17:10~ 東京都写真美術館ホール
「烈火英雄 ~戦士達に贈る物語~」120分
これはもう、ここでしかやらないかも。「起来!起来!」って何度も言うし、内容的にもそうゆう映画かと。林超賢とか陳木勝が監督かと思ったよ。もう何千度あるって場所であんな作業は無理っすよ。実際やったら溶けちゃうって!!😣😣😣
エンディングの実際の事故映像と、演歌調の曲でちょっと泣いちゃった。ボクだけ小さく拍手しときました。👏👏👏
10月25日(金)16:30~ 東京都写真美術館ホール
「中国機長/高度一万メートルの奇跡」111分
どうしようかと迷ったけど、夏に大ヒットしたって聞いたし、監督が劉偉強だから買って見たけど・・・XXな状態が30分以上あってドッと疲れた。尺は85分ぐらいでも良かったよ。 他の映画もそうだけど、ヒットの要因は「中国萬歳!」ってのが根底にあるからなんだね。 かなりCGを使ってたけど、あまり気にならなかったかな。あと呉越さんが一瞬出て来ますよ。
東京・中国映画週間2019、今年は3本でおしまい。恵比寿ガーデンプレイス内の「東京都写真美術館ホール」が会場だったけど、シートも若干広めで、意外に音も良いし、前から4・5列目でも全く問題なしでした。👍👍👍
「第32回東京国際映画祭」
やってる感なし。毎年同じ。いい加減、少し変えたら?😑😑😑
10月28日(月)19:20~ TOHOシネマズ六本木スクリーン2
「ひとつの太陽/陽光普照」 156分
2013年のジミーさんの「失魂」、2016年のマイケル・ホイの「一路順風」と必ずチェックしている鐘孟宏(チョン・モンハン)監督作品。毎回何処となくホラー調で好き。👍👍👍
ある程度覚悟はしてたけど、初っ端からね。バイオレンス、サスペンス……いろいろ要素はあるけど、やっぱりブラックユーモアかな。全然知らない人たちばっかで、156分。長く感じなかった。やっぱりティーチンは必要だよ。監督の話、聞きたかったな。🙇♂️🙇♀️
10月30日(水)12:30~ TOHOシネマズ六本木スクリーン7
「チェリー・レイン7番地/繼園壹七號」 125分
今日は昼から、スクリーン7で香港映画!!とても貴重な機会!!
この映画…と言うかアニメだけど、情報がなかったので、全くわからないまま見たんだけど、ちょっと良さがわかなんなかった。途中、退屈しちゃって、トイレにも行ったし。
冒頭からXXな表現もあったりで、自分は今でもこうゆうの慣れない。監督自身も?とずっと思ってたり。😅💦 「美少年~」以降、監督作は見てないしな。
ただ、劇場がここだけあって、音響が素晴らしかった!!一般上映になったら、こうはいかないのかと。
上映後ティーチ・インあり。
監督からの解説。メモしたものをざっくりと。
1967年、私は20歳。すべての登場人物に私自身を投影している。自分にとって大切な年。1964年に台湾から香港に渡った。映画自体は7年かかった。日本のANIPLEXがとても良い仕事をしてくれた。私の中では珍しくハッピーエンディング。
スローの動き。一秒間に24コマのところを、7コマに。
インドネシアの影絵やいろんな手法を駆使して、新しい作品が出来ました。
キャラクターが全部似てしまうので、3Dは好きじゃない。.....etc
見終わって解説を聞いて、そうなのかと。
当時の事柄や物に対して、随分と監督自身の思い入れが強い内容になってることや、技術的なことに拘って作られた映画だったのかと。やっぱりこうゆう質疑応答は大事だ。聞くと聞かないのとでは大違いだよ。
会場からの質問は2つのみだった。
終了後は野外にて、サイン会&撮影会開催。
皆さん、「華の愛」や「美少年〜」のパンフを持参されて、監督も非常に喜んでおられました。やっぱりこうゆうの嬉しいのかも。
後から調べたら、声優陣が凄い豪華だったんだね。
張艾嘉 、趙薇 、吳彥祖、馮德倫、陳果、曾江、田壯壯…それとネコの役?でグロリア・イップ(葉蘊儀)がクレジットされていたような。
検索したら、ヴェネツィア 映画祭に出品した際に、「攻殻機動隊」に少し似てるとかって声があった・・・って読んだけど、自分もそう思った。ま、音楽のところが少しだけだけど。あとは主人公が金城武に似てたかな。
TIFF公式インタビュー
https://2019.tiff-jp.net/news/ja/?p=53446
10月30日(水)21:05~ TOHOシネマズ六本木スクリーン2
「ファストフード店の住人たち/麥路人」 114分
この日の夕方からは、古くからの大阪のネッ友Mさんがわざわざ映画祭に来ると言うので、映画の前に夕食をこちらで。お得なコースと単品で食べましたが、全部美味しかったです!! 👍👍👍
映画を見に行く途中、人だかりが出来ていたので「アーロンじゃない?!」と覗いてみたら、なんと斎藤工さんのサイン会が!!
映画の方は、てっきりコメディかと思ったら、プロデューサーが鄭保瑞(ソイ・チェン)と冒頭に出て来て、「あー違うんだ」とある程度覚悟を。
もはや人ごとじゃないよ。いろいろ考えさせられる内容だったなと。アーロンもこういった題材の映画は珍しいんじゃないかな?とても良い映画だった。
アーロンと監督さん、映画祭には珍しく、上映前にも挨拶してくれました。ティーチ・イン後には「皆さんで写真を撮りましょう!」とのことで。
アーロン、早口で喋る!喋る!思わず笑っちゃったよ。勢いでマク◯ナルドって言っちゃうし!通訳のサミュエル周さんも、お疲れ様でした!
ティーチ・インは30分ぐらいやってましたかね?いつもより長めだったように思いました。書き留めたことをざっくりと。
二年前のカンヌ映画祭の記者会見後に、投資者のプロデューサーからシノプシスを見せられた。「人間は信念を持っていれば希望が生まれる。が、貧困と言うものは無情にも希望を崩してしまう」と言う話を読んで感動した。自分は若い監督が好き。今回のような100%自分とは違う人間を演じることで、人々を助けることが出来れば、この作品のレベルがひとつ上がるのかなと。この映画に関わったことで、こういった人達がいると言うことを認識したし、もっとこういった人達について考えた方が良いのではないか?.....とメッセージを。
他に雑感として、萬梓良(アレックス・マン)、痩せたよね?
劇中に出て来た、黄色いランボルギーニ・ウラカンは、アーロンの私物じゃないかと思ったり……
前日とは違い、サイン会等はなく、これで解散となりました。粘って夜中の六本木ヒルズを歩き回ったんですが、結局見つからず終いでした。😢💦 Mさんともここでお別れ。
Cinemarche さんのインタビュー
https://cinemarche.net/interview/imlivinit-aaronkwok/
前日29日(火)の舞台挨拶のTIFFレポート
https://2019.tiff-jp.net/news/ja/?p=53416
アジアンパラダイスさんのレポート
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2019/10/post-ec6efe.html
10月31日(木)18:15~ TOHOシネマズ六本木スクリーン2
「ある妊婦の秘密の日記/BABY復仇記」 94分
今日もMさんと上映前に待ち合わせて、喫茶店でお茶しながらお話を。
まぁね、なんだってこういった映画がラインナップされるのか、よくわかんないよ。他にあるでしょ?香港ではアクション映画がちょっと盛り返してる事ぐらい知ってるでしょ?😡💢
と言うか・・・まだこんなドタバタ作ってるのかって正直思ったよ。
コメディか?社会派か?商業的か?って考えれば、どれも中途半端な感じがするなぁ。😆😆😆
ティーチ・インは和やかな感じで。
終了後、階下にてサイン会を。効率良く、手際良く、スムースに。ご本人達と一緒に写真は撮れなかったけど、外からたくさん写真も撮れたし、十分満足!!☺️☺️☺️
ここでMさんは大阪へ。またお会いしましょう!!👋👋👋
ケヴィン・チュウ(朱鑑然)さんは全く知らなかったんだけど、検索したら、例の「明日戰記」にも出てるんだって。中々の男前でしたよ。
ダダちゃん(陳静)もあんまり知らなかったけど、今回でしっかり覚えました。お顔は、まともに見れませんでした。😅💦
TIFF公式インタビュー
https://2019.tiff-jp.net/news/ja/?p=53641
アジアン・パラダイスさんのインタビュー
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2019/11/post-f462f2.html
公式パンフに監督とケヴィンさんのサインを。
それと昔、某Kさんからいただいた「低俗喜劇」のシールにはダダちゃんに「だいてぃ〜OK!」とサインをもらいました。 映画祭では、サインをしていただく用の黒マジックと、ペイントマーカー(シルバーがお薦め!) は必需品かなと。
帰り際、昔から映画祭でお見かけしている有名な撮影監督のジャム・ヤウさんがすぐ近くにいらっしゃったので、思い切って声をかけてみた。🙇♂️🙇♀️
「大師兄」の時に谷垣さんとご一緒だったことをツイッターで見ていたので、ご挨拶がてらお話を。
「今、谷垣さんはハリウッドで『GIジョー』撮ってるんですよ」
「え?凄い!ボク最近まで映画撮ってたんで、知らないんですよ」と驚いてらっしゃいました。
サイン会後は、昨日フォロワーのMさんから教えていただいた、サイゼリア裏の「尖沙咀」と言う飲茶レストランへ、映画博士Mくんと、美味しい点心を食べながら、いつものXX話。楽しかった!!😊😊😊
帰りに少しだけオネーサンとお話したら、お店の皆さん香港の方だとか。「広東語できるの?」と聞かれたので「真係少少」と。全部美味しかったんで、オススメです!!この二日で中華で一万円も食べちゃったよ!!😅💦
「第20回東京フィルメックス」
この映画祭も今年で20年目か。第一回から参加してるんで、一応皆勤賞を目指したいところなんだけど、上映作品が発表されても、近年どうゆう映画かさっぱりなんだよな。皆さんのツイートで話題作だとかって毎回知るんだけど、今年も香港映画は無いっぽいんで、キン・フーの見たことない「大輪廻」でもと思っていた。
ネットで取ったは良いものの、発券の有効期限が切れたらしく、セブンのレジでトラブって、その日にもう一度取り直して、翌日ジムの帰りに発券しようと思ったら、帰宅して風呂浴びた後にまた発券し忘れた事に気付き😳、今更コンビニに行く気力もなくなってしまい、どうしようかとベットで寝転びながら考えた挙句、前日に金馬獎で女優賞を獲ったとの触れ込みにまんまと釣られ、「大輪廻」ではなく、「熱帯雨」と言う台湾映画を見ることに変更。これがまさかの展開となった。
11月25日(月)21:15~ TOHOシネマズ日比谷12
「熱帯雨」 103分
銀座、車と人多いわぁ。映画の前にいつもの「梅林」へ。
車を数寄屋橋交差点の近くに駐め、ブラブラと新しくなった日比谷の映画街へ。
フィルメックス、やってる感がまるでない……😆😆😆
まぁ~ホントにやってる感は見事にゼロだったけど、映画館に入ってビックリ!とんでもない大きさのスクリーンだよ!!なんでここでやらないんだ?!
いやいや、こんなTOHOの大画面で、しかも、まさかのジャッキーネタがたくさん出て来ちゃったりなんかして、結果的に見るの変えて大正解!!水曜の夜の回はティーチ・イン付きらしいんで、そっちを選べば良かったかなと。
主人公の偉倫くんも、大昔のジャッキーに似てんなぁ〜と思いながら見てたら、まさかね。あと、偉倫とお義父さんが市場でドリアンを一緒に食べてるシーンでちょっと泣きそうに。あとパン(帮)の字を指でなぞって教えてあげる所もジーンと来た。お義父さん、言いたい事が沢山あったろうな……心を通わせてる感じが、とても素敵だった。😊😊😊
そうそう、とあるシーンで許冠傑の「 是雨?是淚?」(ってクレジットされてたかな?)がちょっとだけ流れますよ。良い曲ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Mm5KffuDD-A
直前の金馬獎で先生役の女優さんが、女優賞を獲ったとのことで注目して見てたけど、なるほどなと。日本でまた見れる機会は随分と先か、これっきりって可能性もありうるから、かなり貴重だったのかも。もっと台湾映画、見てみたいなぁ。
今回の日比谷の映画館、六本木のスクリーン7で見た時のような満足感があったよ。ホントに素晴らしかった。何故この劇場で「空山霊雨」や「大輪廻」をやってくれなかったのかなぁと……少し残念に思った。マリオンの朝日ホールは見てるとお尻がね。😅💦
Filmex デイリーニュース
https://filmex.jp/2019/news/daily-news/wetseason
「連結(コネクト)一帯一路 チャイナフィルムフェスティバル2019」
12月に入って突然出て来たイベント。と言うか、知らなかっただけかも。
詳しい方の情報によると、かなりの(昔の)秀作が集まっているとか。
興味はあったけど、時間の都合で今回はパス。
用があったので、東横線で渋谷まで出ようと思ったけど、また迷子になりそうだから、中目黒から日比谷線で恵比寿まで出て、JRに乗り換え、そのままハチ公口から道玄坂へ。時間ギリギリで到着。するとジャッキー・ファンでは有名なKさんがお出迎え。少しだけお話することが出来た。👍👍👍
12月9日(月)18:00~ 渋谷ユーロライブ
「クライマーズ/攀登者」(125分)
これも今年の中国でヒットした作品。ジャッキーがカメオで出て来ると聞いていたので、(正直迷ったけど)見ることに。
これこそ、中国映画週間のオープニングでやるべき映画じゃないの?これも実話を基にした「中国万歳!」映画だった。
お客さんは20人ぐらい?指定席だったけど、空いてるから何処でもOKと言われ(ありがたい!)、字幕が小さかったんで、前から3列目に移動。
章子怡(チャン・ツィイー)もデビューして20年ぐらいだけど、相変わらず可愛かった。ジャッキー出ないかと思ったよ!!😅💦💦
渋谷ユーロライブってここの劇場は、10数年前の映画の日に、キム・ギドクの「鰐」を見に来て以来かも。
上映後は歩いて、新しくなったパルコへ。裏の公道が歩道に変わってて、ビックリ!!😳😳😳
坂を登り、いつものおまかせ亭で少しだけ。👍👍👍
帰りも風の強い中、変わりゆく渋谷の街を。今年も残りわずか。来年も良い映画に巡り合えることを祈って・・・🙇♂️🙇♀️
~ 劇終 ~