華やかかりし時代

tera-chan2007-11-24

今日は17:40から、映画の上映前にアンジェラ・マオさんのトークイベントがあると言うので参加して来ました。


20分前に着きましたが、「香港アクション映画の猛者」の方々、いや、「その世界では有名な」濃ゆいブルース・リー・ファンの方々も含め、30人弱の方が並んでらっしゃいました。


登場するなり、ファンの声援を受け、涙してしまわれた、アンジェラさん。

司会進行は、宇田川幸洋さん。質問に一言一言ゆっくりと丁寧に受け答えされてらっしゃいました。私自身、彼女の出演作品は数本しか見たことがないし、そんなに思い入れの無い女優さんなので、「見てみようかな」程度の気持ちで参加しましたが、彼女自身の経歴や当時の裏話、現在の状況まで語っていただいて、充実した50分でした。

中でも、「『燃えよ!ドラゴン』で追われるシーンはブルース自身がアクションを付けてくれた」とか、「レイモンド・チョウさんには本当に感謝しています。当時の香港の映画界はトラブルが多くて、若い女優がデビューすると嫌な仕事しなければいけなかったのに、(嘉禾所属の)私とノラ・ミャオはそういった事に巻き込まれることは一切無かった。」また、「当時、謝賢夫妻とは仲が良くて、ニコラスが生まれた時に、抱っこもしたんですよ。」なんてエピソードも聞けました。


現況については、「アメリカ・ニューヨークに渡って25年。本当に苦労しました。中国人は皆、移民すると最初凄く苦労します。三人の子供に恵まれ、中国の家庭料理を中心に出すレストランを3軒持っております。今年から第一線を退いて、主人の実家から親戚を呼んで、彼らに任せている。」そうです。


19:00からは「アンジェラマオの女活殺拳/合気道」の上映。
なんと会場左手入り口からの登場!!


数年前にスタープラスでやったのビデオに撮ってあるんですが、こういったテンポの(カンフーではない)アクション映画と言うのは実は苦手でして(汗)、毎日のようにこの手の(中には訳のわからない)映画をたくさん放送してましたから、ちゃんとしっかり最後まで見たのは、今日が初めてかもしれません。(滝汗)


いやァ〜面白いもんですね。なんかスーッと見れてしまったと言うか。
映画のリズムでしょうかね。サモ・ハンはもちろん、ジャッキーも少し出てましたし、矢口真里な薛家燕(シッ・ガーイン)も可愛く、また1980年代にアクション映画で活躍した役者が出てたりして、そういった面でも大変興味深く見れました。(ユン・ピョウは気付かなかった!)


12月1日より、シネマート六本木にて、一週間限定上映で「アンジェラ・マオ復活祭」と言うイベントがあるそうです。ココ