影帝は超えられない・・・

昨日発表になったアカデミー賞ですが、作品賞を獲った「英国王のスピーチ」が気になって六本木をチェックしてみたら、やっぱり夜の回が売れてました。(今日は「映画の日」ですもんね)
すごくお堅い映画なのかと思ってましたが、コメディの要素もあるっぽいので、近いうち深夜狙いで見て来ようかと。



同じく日本の方は、(特に興味はありませんが)ほぼ予想通りの結果でございました。


「告白」が作品賞なんですから、松さんが主演女優賞でも良かったと思うんですけど、やっぱりああなっちゃうんでしょうか。
衝撃度から言ったら、松さんに分があったと思うんだけどなぁ。
助演女優賞も樹木さんが獲られましたが、個人的には満島ひかりの方が良かったかなと。


賞レースうんぬん事より、楽しみだったのが、司会がラビー(関根勤/「コサラビ」時代からラジオを聞いているのでから、こういった表現です)だけあって、そのインタビュー内容に興味深々。(笑)


「寺島(しのぶ)さんは大のプロレスファンだそうですが、ベストバウトは?」
「岡田(将生)さんが柄本明さんにケリをいれる角度は絶妙でした。個人的に「ベストキック賞」を差し上げましょう」
などなど、多少緊張していた感がありましたが、ラビー節炸裂!(笑) 来年もよろしくお願い致します。


さて、去年と違い、ここ最近週末は平和島に出向き、大きなスクリーンで堪能しております。
(ココはいつ行っても空いてて、気持ち良く見れるなぁ〜)



ソーシャル・ネットワーク
実情は知りませんが、こうゆう経緯だったんですね。
何度かバ●映画で見かけた主人公が、マシンガンのように台詞を話す様を見ながら、「やっぱり役者だ。単なるオ●クじゃなかったんだ」とヘンに感心してしまったり(笑)、ジャスティンがまた「いやらしい」役どころで好演していて、多少の脚色もあるんでしょうけども、映画としては面白く見れました。ちなみに、Facebook(その他のSNSサイトも同様)はアカウントを持っていながらも、全く書いてません。ブログを書くのに精一杯!


あしたのジョー
上映時間、なんと140分!!と嫌な予感。
んが、不思議とあまり時間は気になりませんでしたかね。
何処となくワンシーンごとがアニメっぽい。セリフの言い回しにしたって、丈役の山Pも、アニメ版の声(あおい輝彦)を意識してたっぽいし、白木葉子役の香里奈もタイプ的に違うかと思いきや特に気にならなかったし、完全に役になりきって楽しんでいたとしか思えない(もちろん良い意味でですよ)香川照之、何てったって、伊勢谷友介が凄かった。あの丈戦前の軽量の体つきは、劇中の記者から漏れる「オオオーーーッ!」と言う驚嘆の声に呼応して、客席からも同じ声が上がるほど。(CGかと思ったぞ)


しかし、肝心の打ち合いのシーンは正直モノ足りませんでした。
単に打ち合うばかりではなく、もっと劇画タッチでも良かったのに。ロッキーばりの迫力(とまでは言いませんが)は全く無く、ちょっと残念でしたかね。


小学校の頃テレビ版をよく見ていたので、原作のマンガより、どちらかと言うとこの主題歌に思い入れがあります。



男たちの挽歌
オリジナルを踏襲しながらも設定は少し違っていましたが、大体流れは同じでした。知っている俳優がいなかったものの見応えはあったんですが、やはりユンファの存在は到底超えられず、また李子雄役もヘタレさんがそのまんま年を食ちゃったようで、悪役の風格みたいなものが欠けていて何だかなぁと言う感じ。若干ですが、政治色が出ていた(北と南)ようにも思いました。


この挿入歌(本編ではイントロだけ)が流れた瞬間、グッと来ました。

これはさすがに流れなかったですね。(笑) ↓

久々にポニー・キャニオン版DVDのインタビューを見直しましたが、いろいろ興味深いことを言ってますね。