終わってしまいましたが・・・

火曜日は、ようやく東京国際の方に参加して来ました。


今年はグリーンで統一されております。

これは谷垣さんも参加されるはずだった作品では?





昼から六本木で「些細なこと」を鑑賞です。
んまぁ〜どうゆう基準なのか知りませんが、この会場では一番大きい「スクリーン7」での上映でした。パン・ホーチョン監督作品はこの映画祭でしか見れないので(?)毎回楽しみにしてるんですが・・・





また「下」かいっ!



と言う感じで、「そっちの方」の要素が満載のオムニバス映画となっておりまして、少し昼食を済ませた直後に、大きなスクリーンで、まさか●●●を見せられるとは思いませんでしたよ!!
(ウゲーーーーッ!!!!!)


監督自身が21歳の時に思い付いたエピソードを短編にして、それを元に作ったらしいんですが、人気の役者が変った役柄で登場したりして、そこそこ楽しめましたが、何だかちょっと中途半端だったかなと。


ただ、セリフの量も多くて、字幕を追うのが大変でしたが、作家性とか創造性みたいなものは感じますね。「映画らしい映画」とでも言うのかな?空想と割り切っちゃえば中々面白いとは思います。


上映終了後ティーチ・インが行われました。
新宿を散策中に買ったらしい、「さかなクン」の帽子を被って登場。




詳細はこちらで。ココ


「イザベラ」の人気が高いみたいですが、もうどんな映画だったか忘れました。(笑)
「ユー・シュート、アイ・シュート」 (買兇拍人)はもう一度、日本語字幕付きで見てみたいなぁ。


他に、「チャップマン・トーがカッコ良く描かれてましたが、これはプロデューサーと言う立場だったからなのでしょうか?」と言う質問には、「えっ?・・・彼の何処がカッコ良かったんですか?」と、あっけに取られ(笑)、「逆に彼には『もっと、あの場所に物を置いた方が良い』など、アドバイスをもらいました。劇中に出てくる某大物2人の名前に関しては、(今回上映されたものには字幕にバッチリ、フルネームが入ってましたが)香港版だと濁しているんです。何か問題があったら、彼らに責任を取ってもらうようにしますよ。」など、終始和やかなムードで進行しました。最後は監督自身から、質問された方にポスターのプレゼント!


会場を出ると、サイン攻めにあってました。(毎年恒例ですね)
私は、休憩スペースでおにぎりを食べていたもんで、嵐が去った後を目撃しただけでした。


その後、時間のつなぎで、2年前にこの映画祭でも見た「おばさんのポストモダン生活」を鑑賞。
んまぁ、暗〜〜〜〜〜〜〜い映画!!
印象は2年前とあまり変りません。 ココ
改めて、ユンファらしい一面が見れたことだけが救いでしょうか。



その後、シネマート六本木へ移動し、「愛の十年」を鑑賞。


返還から十年と言うテーマで、9人の監督が撮ったオムニバス映画でしたが・・・105分ぐらいだったかな?「いつ終わるの?」って、時間が気になってしょうがありませんでした。


「香港観光協会製作」みたいな映画ですね。(笑)
香港の自然や街並みがたくさん出て来て、久々に行きたくなりました。(しみじみ)


私的には、最後の全編ワンカットで撮った「開飯」が良かったかな。わかりやすくて。(笑)
ブルース・リー・ファンにはお馴染みのスティーブン・アウ(歐錦棠)さんが長男役で奮闘してましたね。
リウ・カイチーやジョシー・ホー、リチャード・ン・・・知ってる俳優が出て来て安心しました。


どのエピソードにもそれぞれメッセージがあるんでしょうけども・・・
「返還から十年、いろいろ大変だったけど、皆で助け合って、これからもがんばって行こうよ!」なんて、自分なりの超大まかな解釈をしました。(爆)


ティーチインの模様。
左から、エンジェルちゃん・スティーブンくん・通訳さん・オーブリー・ラム監督・プロデューサーさん





エンジェルちゃんは、今回、「引きこもり」の役でしたが、「SARSで母親が亡くなった影響で、引きこもりになってしまった」と言う設定だとか、またその中のエピソードで、ピークに現れる「ミス香港役の女の子」(この子がカワイイ!)が、実際に引きこもりだった経験があるので、いろいろアドバイスをもらった・・・など、興味深いエピソードが語られました。



おー!やっぱり話は聞いてみるもんだ。



ティーブくんは、「イザベラ」で、チャップマン(だったかな?)の若い頃の役で出ていたそうですよ。(会場から「ヘぇ〜」の声)


疲れていたので、皆さんからの質問はどういうものか忘れてしまいましたが、夜も遅かったし、観客も少なかったので、ちょっと雰囲気も暗かったかなぁ。


帰り際、某有名ライターの方に「正直ちょっとツラかったっすよ。」と声をかけると、
「あら?そう?もっとツライ映画は他にもたくさんあるわよ。」と小声で言われてしまいました。(爆)