インターナショナル版

tera-chan2009-05-15

昨日、新宿ミラノ3(悲!)で、「ウォーロード/投名状」を見て来ました。


18:45の最終回でお客さんは、10人ぐらいでしたでしょうか。(再・悲!)
上映館が少ない為か、問い合せは結構あるそうですが、今月まで持つかどうからしいです。(再々悲!)


事前に試写会を見た方の感想や、ブログをいくつか拝見しておりまして、クレジットが英語の「インターナショナル版」と言う情報を耳にし、嫌な予感がしましたが、皆さんの感想もイマイチなようで。


FREEMANさんのブログで書かれてらっしゃる事情や、ゲストの方々の書き込みを拝見すると大陸・香港版とは随分とまた違った印象みたいですね。ココ


リンチェイが金像奨を獲った作品ですし、「SPIRIT/霍元甲」では「情感溢れる演技」をしていた彼を見て、すっかり印象(=アクション俳優)が変ったので、期待はしてたんですが・・・


そういった情報を踏まえた上で見ると、妙に繋がりがおかしく思えたりして。
確かにリンチェイは良い演技はしてましたが、タケちゃんやアンディがどうもキレイ過ぎて、グッと来ないと言うか。


前日に「刺馬」を見て予習をして来ましたが、もっと泥臭い感じの役者でも良かったんではないかと。マーケットのこともあるんでしょうけども、アンディの元が、陳観泰(チェン・カンタイ)ですからね。(笑)


映画自体も、多少なりのメッセージは伝わりましたが、ワーーーッと攻めて、さぁ次!次っ!みたいな感じにしか思えなくて、「後に引く良さ」みたいなものも無かったし、う〜む、何だか中途半端でしたかね。


空前の「歴史ブーム」や、「レッドクリフの波状効果」を狙っての公開なんでしょうけども、あまり入りが良くないって言うのは、何かに問題があるんでしょうか・・・・


友人いわく、「最後のアンディの歌が良いみたいなんだよね。CD売ってないかな?」なんて、フロントを見てもそんなものは一切ございませんで、もう1人の友人が「エンディングは、アルフィーの歌に差し替えられてるみたいだぞ」と追い討ちをかけるように、言い放つのでありました。(撃沈)



ちなみに、「インターナショナル版」と言えば、この映画と出演者が被りますが、「冒険王」と言う映画がありますね。


1996年のファンタでのオールナイト・イベント「香港電影不夜城」では、「古惑仔」「大冒険家」「ハイリスク」と共に上映されました。 上映前には、イーキン率いる「古惑仔メンバー」ら監督(劉偉強)まで舞台に上がり、大いに盛り上がったように記憶しております。


で、この「冒険王」ですが、確か北京語での上映だったので、「おかしいなぁ?」なんて思っていたらば、後日「インターナショナル版」だったと聞き、「香港版はどんなもんだろう?」とずっと気になっていたのですが、10年前にまだ香港でもDVDが出始めた頃に買って来たものを見たらば、ぜぇんぜぇん違うのでビックリしましたですよ。 詳しくはこちら。うさぴょんさんのHP





香港版DVDは「美亜」からでした。
冒頭10分は見たこともない現代劇が入っております。
新聞社と連載小説(全100回)を契約しているライター(?)のリンチェイがネタに困って、仲間のタケちゃんやチャーリー・ヤンに手助けしてもらったり、奥さんのロザムンド・クワンに三行半を突き付けられたりしております。(超大まか!)


しかしながら、肝心の本編はほとんど記憶にございません。(汗)
この時は、「ハイリスク」で大爆笑させてもらったので、あっさり忘れちゃったのかも。(笑)