奇想天外摩訶不思議

tera-chan2008-10-20

一昨日の深夜に、「生きていく日々」の当日券にチャレンジしたんですが、見事に玉砕されました。


アン・ホイの映画だから、面白いとかって題材じゃないのはわかるんだけど、どうなんだろう?香港映画ファンであれば、どーしても見に行かなくちゃダメ な映画なんでしょうかね?(笑)


ホントに良い映画だったら、また何処かでやってくれるでしょうから、次回を待ちましょうかね。(あっさり降参)


と言うワケで、昨日はチケットが取れなかったので、スケジュールを変更して、渋谷で「香港カルトシネマ・フェスティバル」に参加して来ました。


少林拳対五遁忍者」「邪/ゴーストオーメン」「魔/デビルズオーメン」の3本立てでございます。


上映前に前の回の「ファースト・ミッション」が終わると、知っている方がチラホラいらっしゃいましたので、ご挨拶。谷垣さんや下村さんも鑑賞されていたようで、なんと谷垣さんはプレゼントに当選されたとか。(笑)谷垣さんの考察や新たな発見等をお聞きしたかったですが、ご挨拶だけでお別れしました。


3本の簡単な感想をば。


少林拳対五遁忍者」
これぞ、「面白カンフー大全集」!!(笑)
こんなのあったんですね。紹介されなかったのが不思議なくらい。
ショウブラの作品が日本でいろいろ紹介されてたら、今頃どうなってたんだろう?なんて思いながら見てました。


チャーリーさん(陳恵敏)がこんなに動いているのを見るのは、「プロジェクトA2」以来かも。(笑)バッチリ、XXが入っていて、ボディメイクで消すなんて発想は無かったんでしょうか?と言うか、日本人のXXXって言う設定にも取れるから、そのままで問題無いと思ったのかな?(汗)
でも、存在感・華は凄く感じましたね。キリッと凛々しいと言うか・・・(ヨイショ!)


張徹監督ですから、安心して見れましたけども、日本でリリースされていた映画とはまた違った作品で面白かったです。わかりやすい忍者の登場シーンでは会場から笑いが起こりました。(そりゃそうだ)



「邪/ゴーストオーメン
桂治洪(カイ・チーホン)って名前は、何となく聞いたことがある程度。
以前、余所様の「香港グロモノ特集」なるブログを拝見し(笑)、気になっていた監督の一人。
展開は「土曜ワイド劇場」的でしたが、祈祷師のシーンは紹介にもあったように「石井輝男」を彷彿とさせていましたね。でもこれは普通のサスペンスホラーと言う感じで、ちょっと退屈しました。



で・・・・「 魔/デビルズオーメン」ですよ。


これは凄かった!ビックリした!(笑)
いやいや、気持ち悪いのも程がある!
何処でどうなったら、こんな設定を思い付くんだろう?
こうゆうはあんまり見たくないんだけど、逆に気になっちゃうんだよなぁ。忘れようにも忘れられない。インパクト抜群だよ。(笑)バカにしてたけど、まさに「百聞は一見にしかず」だ。
来年リリースされる「蛇姦」「蛇王子」「液体人間オイルマン」も機会があれば見てみようっと!
(「養鬼」なんて映画が昔ビデオで出てましたが、こんな感じなのかな?見たこと無いけど・・・)


今まで見て来たショウブラの映画は北京語が主でしたが、ホラーは広東語の方が怖さが伝わりますね。


こちらの映画祭への参加は、これで最後。充実したイベントで楽しかった!!
蛇足ですが、前日の「ファースト・ミッション」を見た時には、あまり気付きませんでしたが、劇場が小さいわりには、スクリーンが大きですね。若干ワイドになったりして。ぜひお時間がありましたら、ご覧になって見て下さい!


明日は1日休みをもらって、ようやく東京国際に参加。
昼過ぎから、またも3本立て。寝ないようにがんばろうっと!