「奇妙な果実/週刊地球TV」に投稿だ(もうネ〜よ)

tera-chan2005-12-23

今日は六本木ヒルズに久々に映画を見に行って来ました。昼の12時から、夜の8時過ぎまで、休憩時間ナシのぶっ続け3本。さすがに疲れました。(ふぅ〜〜)

時期が時期だけあって、混雑しておりました。それを見越して、前もって予約して行ったので、大正解でした。(この劇場で、こんなロビーが混んだの、見たことがない。)


時間的にベストだったのが、「SAYURI」「キングコング」「チキン・リトル」の順。
当初はこの順でOKかなと思ってました。(笑)


まずは、「SAYURI」・・・


あれは7年前の1998年4月。京都の太秦に住んでいる前の会社の同期を頼り、京都の観光名所を原チャリで周った時のこと。東京で生まれ育ったワタシにとっては、そこで触れる何もかもが素晴らしく、今も人生で最良の思い出として、記憶に残っている。
だが、この映画で出てくる1930年代の京都は、私が体感したものとはあまりにかけ離れていた。


広大なセットを組んだらしい。恐れていた「欧米人から見た日本」と言う感はやはり否めない。しっかりと日本文化を研究したとは言え、何処かしらに脚色を加え、エキゾチックに仕立てているとでも言うんだろうか。全編英語で、所々に日本語を交えているのも正直違和感があった。「もうしょうがない。これはこれとして受け止めよう。(笑)」そう割り切ってみた。


そういった疑問を除いて見れば、すんなり入り込んで楽しめるんではないだろうか?
キャスティング的にも、ほとんど香港映画だし(笑)、1人1人思い入れのある俳優が出ている事も手伝ってか、あっと言う間の2時間30分。


もちろん、日本人俳優を応援してしまうんだけども、一番好演していたのは、工藤夕貴かな。役所広司桃井かおりも変わらず重厚な演技だったし、それぞれの存在が際立っていた。あの「大後寿々花」って女の子、12歳にして早くも華を感じさせた・・・末恐ろしいぞ。(笑)


その他に、MAKOさんや、よく日系の悪人役(?)で出て来るヒロユキ・タガワさん、舞の海(笑)、また「マトリックス」のキーメーカー役のオッチャンが、結構なオイシイ役で出ております。そうそう、ダンディー曾江(ケネス・ツァン)さんも将軍役で出てらっしゃいますよ。


主人公「さゆり」を演じる日本人はいなかったんだろうか?アジア系の俳優で、知名度から
いっても、ツィーイーやマギーぐらいしか候補に挙がらなかったんだろうか。
(結果的に、私的には「正解」だったように思えるが・・・)


あのコン・リーは芸者じゃないな、あれじゃぁ〜まるで「遊女」だよ。(笑)★★★★☆


次の「キング・コング」はですね、長すぎました。「ダイナソー」や「スターシップ・トゥルーパーズ」的なトコを除けば、2時間以下で収められたんではないかと。そこんとこも確かにスゴイし見応えは十二分なんですけどね、要らないって言っちゃあ、要らないんだよね。(オリジナルにもあるからかな?)


ちょっと「ロード・オブ〜」的なトコもあったりで、激ヤセしたピーターさん、いまだにそのイメージを払拭できないでいるんだろうか。次回作にも期待したいところ。★★★☆☆



最後の「チキン・リトル」は、80分。最後ちょっと寝た。(汗)
この手のCGアニメは決して嫌いじゃないし、期待したんだけど、キャラの設定や内容的にも感情移入が出来ない部分があって、ちょっと乗れなかったかな。
初日で家族連れ、学生さん多し。★☆☆☆☆


と言うワケで、(結果論ですが)逆から見ておけば良かったなと・・・・(笑)