つぶやけないので・・・

GWは何もすることもなく、香港で買って来たDVDや、去年取り寄せたショウブラのDVD&VCDを必死こいて鑑賞するに留まっております。久しぶりに訳しながら見ましたが、一本2時間以上かかりましたね。おかげですっかり目を患いましたです。(痛)


さて、某イベントで「上映作品の思い出をつぶやいて下さい」と告知されていますが、やり方がわかりませんし(汗)、私の場合長くなると思うので(笑)、自分のトコで書き残したいと思います。いろいろ遡って資料を見直すと面白いもんですね。


では・・・・



1986年10月19日(日)12:00〜 渋谷パンテオン
ファンタスティック映画祭 「奇縁/サイキックSFX 魔界戦士」 



ファンタの第2回目。
前売券持ってるのにもかかわらず、早起きして4時間前ぐらいからパンテオンの窓口に並んでいた。(笑)
当然1番目。開場して中央通路のど真ん中に席を取り座っていると、隣の女性が「この人、香港で一番人気のある俳優なんだって」とユンファについて母親と話しているのを聞く。「へぇ〜そうなんだ」と思いながら見てたけど、この頃はどちらかと言うと、エミリー・チュウとディック・ウェイの方に気が行っていた。まだ日本でユンファについては全く情報が無かった時代。当時の日記を見たら、「なんだかよくわからない配役と展開で思わずプッと吹いてしまった」と書いていた。(笑)




1987年4月29日(水・祝)
男たちの挽歌」 渋谷東
一般公開になったにもかかわらず、早い回だったからか、お客は自分を含めて3人ぐらいしかいなかった。(笑)
感動のあまり2回目も続けて見たが、ラストがわかっているので、途中で出て来てしまった。
一般公開では芳しくなかったが、レンタルビデオで人気を呼び、「新春かくし芸大会」でも題材に取り上げられていた。




1987年9月26日(土)13:00〜 渋谷東
ファンタスティック映画祭 「ファントム・ブライド/鬼新娘」
学校の帰りに寄った記憶が。上映前に会場を見渡すと、レイモンド・チョウ社長が来ていた。
舞台挨拶には、鐘楚紅(チェリー・チェン)が壇上に。近い距離で見てたけど、若干濃い目のメイクが印象的だった。



1987年9月26日(土)23:20〜渋谷パンテオン
ファンタスティック映画祭/香港ファンタスティックナイト
「復讐は夢からはじまる/小生夢驚魂」 


高校生の分際でオールナイトに参加していた。(汗)
舞台挨拶で、ポーリン・ウォン(王小鳳)が登場。
2階席で横断幕を掲げて声援を送るファンに応えていた。

ユンファ初の(?)悪役。「男たち〜」でもうファンには浸透してたのか、登場するやいなや、キャーッと歓声が。最後はショッキングなラストだったのでよく覚えている。エミリー・チュウのXXシーンはドキドキしたなぁ。(笑)監督って、劉家栄(ラウ・カーウィン)だったのか・・・


この他に「香港トワイライトゾーン」「近未来バイオレンス爆裂戦士」「ミラクルファイター」を上映。「香港トワイライトゾーン」のエンドロールでは、ウィナーズ(温拿楽隊)のファンが手拍子で応援していた。「近未来〜」は当時は全く知らない俳優ばかりだったが、何とも言えない味があって今でも好きな一本。「霊幻道士」がヒットして人気があったからか、冒頭の銭小豪が出て来た瞬間、歓声が。最後の「ミラクルファイター」はほとんど寝てしまい、起きたらラストのバトルだった。(後悔!)



1987年12月21日(月)
男たちの挽歌2」 香港の(香港島の)劇場にて。
豪華な劇場で、2階席の一番前で鑑賞。
何となしに英語字幕を頼りにしながら見ていた。
観客は地元の高校生が多かったような。



1989年1月 香港ニューシネマフェス’89 渋谷西武シードホール
今となっては貴重な作品ばかりを上映していた映画祭。
「大丈夫日記」「龍虎風雲」「監獄風雲」を鑑賞。
ちっちゃな会場で「大丈夫日記」は通路に座って見た。
冬で狭い場所で待機している中、人の熱気で気分が悪くなり倒れそうになってしまう。
「銀色世界」を読んでいたら、香港ライターの長屋アンナさんに「愛読してますか?」と声をかけられる。(笑)


この時だと思いますが、こんな本をもらいました。


「發仔倶楽部」入会案内プレス。入った方、いらっしゃいますか?(笑)


1989年6月29日(金)
男たちの挽歌2」で来日。

「銀色世界」1989年9月号より。



友人から預かっている写真より。(1989年6月30日)

スキャンするのが面倒なので、写真をカメラで撮りました。(爆)


長屋アンナさんが書かれた記事によると、29日に品川パシフィックで記者会見。30日は朝から午後まで20ほどのメディアから取材を受け、18時に読売ホールで「周潤發的英雄世界」なるイベントで「男たちの挽歌2」の特別試写を開催。300人ほどの観客前に、舞台挨拶を行った。とありますから、その時の写真でしょうかね。ちなみにその晩、「いきなり!フライデーナイト」に主演したとあります。(笑)





1989年10月
「誰かがあなたを愛してる/秋天的童話」 シネスイッチ銀座
見終わった後、幸せな気分で帰って来た思い出が。
この時、劇場のチラシ置き場で「香港電影通信」の準備号なるものをもらって来た。後にここのスタッフの方が所有していた香港の雑誌を、友人から託される事になるとは思っても見なかった。(笑)


1989年12月17日(日)
「第2回香港電影博」 渋谷パルコ劇場 
空港から直接、開会式に駆け付けたユンファとシルビア・チャン




翌日の「過ぎ行く時の中で」の上映で舞台挨拶を行った。



同じく、「フルムーン・イン・ニューヨーク」での、シルヴィア・チャンスタンリー・クワン

ここでクリスマスプレゼントで、3人のサイン色紙を抽選で引き当てるイベントがあり、友人がスタンリー・クワンに当ててもらったそうです。舞い上がりスタンリーさんとは握手したけど、シルビアとは握手し損なったそうな。(笑)




1990年?月
「風の輝く朝に/等待黎明」
六本木にあった「シネヴィヴァン六本木」で見たような・・・
まだこの手の映画には免疫がなかったので、ちょっとショックだった。
あんな結末になるなんて思わなかったし、後味が悪い気分で映画館を去った思い出が。



1990年9月29日(土)16:30〜 渋谷パンテオン
ファンタスティック映画祭 「賭神」
ユンファが現れた瞬間、ワーーーッ!っと歓声があがり、そこからずっと見とれてた覚えが。緊張していたのか、舞台挨拶はあんまり覚えてない。 その代わり、映画自体は大盛り上がりしながら堪能した。



1992年4月
「 周潤發電影祭 92’」 新宿シネパトス
「ゴールデン・ガイ」「僕たちは天使じゃない!」「パラダイス・パラダイス」の未公開作品3本を上映。

 


1992年9月25日(金)18:00〜 渋谷パンテオン
ファンタスティック映画祭 開会式
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ2/黄飛鴻2」
開会式の少し前から、後方席で「コイサンマン〜」の林正英(ラム・チェンイン)と同席し談笑していた。ユンファはタキシードでキメていたのと反対に、道士はジーパンにスニーカーと言う出で立ちだった。そばにいる観客はそのオーラに近寄ることも出来ず、遠めから写真を撮ったり、声をかけるだけだった。




1992年9月26日(日)18:30〜 渋谷パンテオン
ファンタスティック映画祭 「ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌
これは忘れもしない。
上映前に、会場から銃声が鳴り響き、上手からギャングに扮した数名が現れると、下手からユンファが黒いコート着て、マシンガン(?)をブッ放して登場すると言う粋な演出が!その後、この映画でも共演した、國村準さんが壇上に上がり、「いやいや」と言いながら、最後は土下座しながらお互いに挨拶していた。(笑)



1994年2月
「フル・ブラッド/花旗少林」
卒業旅行でユンファ迷の友人と華懋戯院にて。
最後のシーンで2人で大泣き!!(笑)帰国してロードショーか何かの雑誌を見たら、観客の反応がイマイチで(?)ラストシーンを変えたとかって記事を目にした。ホンマかいな?



1995年2月
「賭神2」
就職してからの1人旅。湾仔の小さな劇場で鑑賞。
「ポスター売ってくれ!」と必死に頼んだが、敢え無く撃沈。(笑)
コメディ要素はたっぷりだったが、ギャンブルシーンも少なく、梁家輝の方が目立っていたような・・・




その後はビデオでの鑑賞が多かったですかね。



2000年11月1日
友人に誘われて、「グリーン・デスティニー/臥虎蔵龍」の記者会見へ。
新宿パークハイアットにて。


和やかな雰囲気で進行し、終ろうかと言う時に、ユンファが突然「みんなで写真を撮ろう!」と言い出し、私の真後ろへ!翌日の香港の新聞に載っとりましたです。(笑)その新聞はアフォンからもらい、一緒に居た友人にあげてしまいましたが、今でも大切に映画グッズとして、サインと一緒にボードに入れて飾ってありました。


ここ10年ぐらいはハリウッドを中心に活躍していたので、一般の方もある程度はご存知でしょうし、ファンの方も記憶に新しいことかと思います。


男たちの挽歌」がレンタルビデオから火が点き、マニア的な人気が出て来た1980年後半あたりからは、雑誌にもたくさん取り上げられるようになりましたね。



「03 ゼロサン 創刊2号」1990年1月発行


100円で売っていた「FINE VIDEO」(1990年〜)

通っていた青山の「電影船」で見つける度によく買ってたなぁ。タダかと思ってもらって帰ろうとしたことがあったけど。(笑)


この頃だと思いますが、テレビのクイズ番組のちょっとしたコーナーで撮影中のユンファを訪ね(「非情の街」だったかな?)クイズを出題していたり、普通のテレビ番組でもちょくちょく見かけたように記憶しております。


そうそう、上の写真にある「FINE〜」にも書かれていましたが、当時のユンファのオフィスとシネマシティが同じビルにあったらしく、確か深夜番組(11PMだったかな?)でユンファの密着取材が放送され、シネマシティの一室で、石天やカール・マックと談笑している番組をやっていたんですが、どなたかお持ちじゃないですか?もう一度見てみたいなぁ〜・・・