開幕

ハイ、皆様、どうもお疲れ様でした。


なんだかんだで疲れました。
私の映画祭は今日からスタートでございます。


例年こんな感じですね。


さて、一本目は「カンフーくん」です。思っていたよりも、随分と面白かったですよ。(笑)
日本映画お得意のVFXもキレイに処理されていて、違和感なく効果的に使われておりました。
「みんなで力を合わせてエイヤーーッ!」的なノリは「マスサン」、終盤のバトルはなんとなく「笑う大天使」を感じさせましたかね。知っているタレントさんがたくさん出て来て、そのへんも楽しめるかと思います。お子さんもたくさん見受けられたので、ファミリー映画にぴったりと言うところでしょうか。


そして、目覚ましテレビにも出ていたチャン・チュワン君ですよ。
釈ちゃん、ソニンちゃんと続き・・・な〜〜〜んか何処かしら谷垣さんの姿が見え隠れして、1人でクスクス笑っておりました。(危)「夢はジャッキーやリンチェイのような、アクション・スター」だそうですから、これからは演技の方も磨いて大成して欲しいですね。


ナイスなポスターですネ!
2008年4月新宿ガーデンシネマにてロードショー!!


2本目は、「出エジプト記」です。
発売5分も経たずに売り切れたとか。何処でどうなってこんなに人気なんでしょうかね?なのに、日本での公開はナシ。ここまでのトコ、映画祭オンリーのパン・ホーチョン監督でございます。


席は前から3列目。字幕も右端に出るので、メチャクチャ、見にくい!!
「大丈夫」「買兇拍人」を初めて見た時は、「同世代で、こんな面白い監督が出て来たのかぁ〜」なんて感慨深かったけど、その後の「公主復仇記」「AV」・・・は、よくわかんなかったなぁ。今回もタイトルを見る限り、どんな映画なのか想像も付きませんでしたが・・・・


結果、面白かったです。初っ端からよくわからん始まり方で不安で(笑)、正直途中までタルかったですが、終盤にかけて、ある秘密が明らかになって来て、んまぁ〜最後は・・・って感じですよ。エンディングの良し悪しで、評価の60%が決まるなんて聞いたことがありますが、あの終わり方で好きになっちゃいました。(笑)


いろいろわからないことがあったので、質問しようと思いましたが、ティーチ・インでみんな喋ってくれました。(笑)一風変わったと言うか、ファンタジックな要素もあったので、元ネタがあったのか?と疑問に思いましたが、やはりそう言ったものがあったみたいですね。カット・カットの色合い、音楽の使い方なんかにもどんな意味があるのかとか、そのへんも質問された方がいたので、監督の解説に「へぇ〜〜」なんて言いながら聞き入ってました。


バカみたいな香港映画をリリースするよりも、思い切って、こういった作品を取り上げる方が良いと思うんだけどなぁ。この作品や去年の「イザベラ (伊莎貝拉)」なんてオシャレちっくで、売り出し方によってはイケルんじゃないかと。(と煽ってみる)


パン・ホーチョン監督と、作曲担当の(日本在住の)ガブリエルさん。
香港映画祭で上映された「嫌われ松子の〜」を見て、パン監督がオファーしたそうです。


恒例となった(?)上映後のサイン会。人だかりが出来て、行き交う人々がこぞって「誰?誰?」と言い出す始末。(そりゃそうだ)