質問は簡潔に

先ほど帰宅しました。


今日は20:35から、ヒルズの会場で「心の魔」を見て来ました。
自身初のマレーシア映画(だと思う)。席はほとんど埋まってましたかね。
恵英紅(クララ・ウェイ)が出ていると言うだけでチケットを買ってしまいまして、タイトルから察するに、明るい映画とは思っていませんでしたが・・・こういった映画でしたか。


知っている俳優は、恵英紅の他に「父子」の終盤でアーロンの青年期を演じていた子ぐらいだし、監督も広東語読みだったので香港人かと思いきや、マレーシア生まれの方で、手がけた作品はタイトルさえも聞いたことが無いと言う有様。(汗)


上映終了後に監督さんと主演女優さんを迎えてのティーチ・イン。
私も終わりになってから手を挙げたこともあり、司会の方から「時間が無いので(私を含めての)残り2人でジャンケンをして下さい」とのことで、またも勝ってしまう。(笑)


すると、監督が「なんでジャンケンするの?せっかくの金曜の夜だから最後に特別!」と粋な計らいで、負けた方も最後に質問できることに。


先に私からの質問をば。(久々だよ)


「こんばんは。映画楽しかったです。え〜ワイ・インホン(恵英紅)さん、あ〜ベティ・・・クララ・ウェイさんに関してなのですが、彼女は1980年前後からショウ・ブラザースカンフー映画にたくさん出演していたり、80年後半にはジャッキーチェンさんがプロデュースするアクション映画に・・・」


「(質問は)簡潔にお願いします。」と司会の方から注意されてしまう。


「あ、ハイ・・・アクション映画に出演したりと、大好きな俳優さんでして、彼女が出ていると言うだけで今回見に来たんですが、香港にたくさん俳優さんがいる中で何故彼女を起用したのでしょうか?」


監督さんからの回答は「彼女は前作の『レイン・ドッグ』で使いたかったのですが、連絡先がわからなかったので、アン・ホイ監督に連絡先を教えてもらい今回出演してもらいました。その際、「男をたぶらかす役だけど良い?」と言ったら、「じゃぁ私にぴったりじゃない」と快く引き受けてもらいました」とのこと。他に「マレーシアには彼女のようなたくましい女性を演じる俳優はいないから」とコメントをいただきました。


気になっていた「広島県警視庁」と書かれた車や、日本語のTシャツ、挿入歌のJPOPに関しては大体予想通りの回答でしたかね。車は「イニシャルD」の影響が大きく、実際マレーシアの街中を走っていたから採用したとか。(笑)Tシャツはマーケットで1US$で買ったらしく、やはり若者の間で日本語を使うのがファッションとしてクールであると。


物語の内容は、実際こういった事件があって、それを元に脚色したみたいな事をコメントされてましたね。


ちなみに最後の方が「監督が好きな日本の俳優は?」と質問すると、「タカミネ・ヒデコ(高峰秀子)」と回答され、熟●好きとかそんなような乗りで爆笑を取ってました。(笑)


う〜む質問をした事はしたけど、皆さんの質問を聞いていると、マレーシア映画ファンの方がたくさんいらしていたように見受けられました。そりゃそうだ、香港映画じゃないもんね。(恥)「完全アウェー」をビシビシ感じましたよ。


会場を出ると、思った通り、先ほどの監督さんと女優さんがサイン攻めに遭っている。お〜これは香港スタイル・・・いやTIFFで言う「パン・ホーチョン・スタイル」だ。(笑)


私も直前に買ったパンフに「ドウイン!べいごーちーごーめん!」とかテキトーな事を言ってサインしてもらう。すると私を見るなり・・・


「オ〜〜〜ワイ・インホン! ワイ・インホン!」


と声をかけてくれまして(笑)、また、
「この映画以上に素晴らしい演技をしている作品はないよ」みたいな事を英語で言ってくれました。


ホー・ユーハン監督

主演のジェーン・ン・メンホイちゃん。メチャカワイイ!

ペンを貸していただいたKumiさん多謝!


ハイ、これであっけなく、国際はお終いです。日曜日にお会いしましょう!