先週の土曜日の夕刻に、「攻殻機動隊2.0」(初日)を見に新宿ミラノへ向かいました。
え〜地域限定公開らしいので、興行担当から、「混みそうだから、日を選んで来た方が良い」と言われてましたが、これほどの反響があるとは・・・!!!!
「初日にどうしても見たい!」と言う(休日出勤の)友人と、19時に待ち合わせ、20時ちょうどの回へ。30分前に入って、中ほどの席をゲット。入りは7割弱でしたかね。
何回見たかわからないくらいに見ている本作。
初めて見た時は何がなんだかわからないまま、ビジュアルの凄さに圧倒され、その後、原作やガイド本を買い込み、フリマでバージョン違いを期待して英語版を買ったり、LDプレイヤーも持ってないのに、LDを買い(笑)、それを買ったお店の店員さんにビデオに落としてもらったり・・・んまぁ〜ハマリ様ってのはハンパじゃない。(そんなに詳しくないけど)
ファンタの時に、パンテオンの大画面で見たかったと、今でも悔いている今日この頃であります。
1994年に公開されたものに、「3DCGやビジュアルエフェクトを駆使して、全カットをバージョンアップ。音声も従来のアナログ4.0chからデジタル6.1chへと再構築。キャストによるアフレコも収録し直した」なんて、いきなりニュースが流れたもんだから(って少し前から知ってたけど)、どんなものかと、とても楽しみにしておりました。
結果・・・・
期待ハズレでした。
CGやりすぎ!そこのトコだけが浮いちゃって、バランスが悪い!数年前の「Zガンダム」みたい。しかもオリジナルで使われていた効果音や特殊効果のシーンが、ヘンに変えられていてガックシ。
音にしても、ハードの面が追いついてないのか(そんな事はないと思うけど)、良くし過ぎた「弊害」も出ていたと思う。音の奥行きを出すためか、逆にセリフが聞こえづらかったり、マシンガンや爆音のシーンで迫力が感じられたかと言えば、そうでも無かった。
なんでこんなの作ったのかしら?と言うか、新作を作っている間に、よくまぁ〜こんなの作っている時間があったなぁと。オリジナルのものをそのまま使って、音だけバージョンアップすれば良かったのに。
友人もガックシでありました。
ネットでの評価も、私と同じ方が多いようです。(安心した)
ちなみに、「スカイ・クロラ」の公開記念と謡っておりますが、本来は「DVD発売記念公開」だそうです。(滝汗) ココ
オープンングの「熱光学迷彩」のシーンを見ただけで、嫌な予感がしたんだよなぁ・・・・DVDは買わないだろうなぁ。今出ているヤツで十分のような気がしますよ。
この前に1本、ミラノ1で「スピード・レーサー」を見ました。大画面・大音響で(しかも貸切状態で)見れたのは幸せだったんですけどね、ただひたすらに、チョロQだか、ミニ四駆を転がしているような映画でした。(笑)サナダさんに注目してましたが、チョロっとしか出て来ないし(泣)、主人公も知らんしなぁ〜(これが一番大きいかも) CGにいくら掛けてんだか知らないけど、大赤字じゃないの?