ファンタのようには行かない・・・


皆様、大変お疲れ様でした。今日から始まりでございます。
13:00〜「ギャランツ/打擂台」でした。


シネマート六本木に到着して、チケットカウンターの表示板を見ると、なんと「葉問2」の当日券があるではありませんか!(何だかなぁ)


この「ギャランツ」も多少「当日券」が出たかと思いますが、コレはもう売り切れでした。
んが、始まって周りを見渡すと・・・前列は空席がありましたね。(これまた何だかなぁ)


150席のキャパに、プレリザーブ、一般発売、追加発売、当日券・・・と言うことを考えると、一般発売当日に並んだ方が「瞬殺」だったのがわかります。
んまぁ〜しかし今年の売り方はどう見てもおかしいなぁとつくづく思った次第です。ハイ。


さて映画ですけども、チケットを譲っていただいたおかげで、素晴らしいひと時を過ごせました。


何と言うか、本当に・・・




ロマンチックな映画




でしたね。


往年のカンフースターが大活躍するのはもちろんのこと、ブルース・リーへのオマージュや、アニメっぽいカットを入れて、ちょっと変わったアクションを見せるとこなんかもあったりで、香港映画ファンがワイワイやりながら見るような映画でしたね。


もうオープニングで拍手もんでしたけど、誰も「ウォー!」とか言わないし、コレがファンタとかのイベントであれば、大盛り上がりじゃないかと思ったんですけどね。(「香港國際電影節」で見られた方いわく、大盛り上がりだったそうです!)


もちろん、カンフー自体も見所の1つではあるんですが、その要素よりも「ストーリー自体」に魅力があったような気がしますね。見終わって、ジーンと来たと言うか・・・


陳観泰がシブかった。カッコ良いんだわ。
予告編を何度かネットで見てたんですけど、誰だかわからなかったのが、梁小龍と判明。(笑)動きは凄かったけど、ちょっと太りすぎでないの?


上映終了後、監督のクレメント・チェン(鄭思傑・左)、デレク・クォック(郭子健・右)のティーチ・インがありました。


この映画を製作する経緯について話されましたが、中々面白かったですね。陳観泰に北京まで会いに行ったら、「大いに遊ぼう!」みたいな事を言われて、撮影現場でも子供のようにはしゃいでたとか、メッセージ的には、(主人公が長い年月から目覚めて)環境が変わっても「人の本質」は変わらない・・・など興味深い話が聞けました。


観客からは3つぐらい質問があったところでティーチ・インは終了して、劇場を出ると監督ご両人がサイン責めに遭っておられまして(笑)、私も円高を利用して先日届いたDVDにサインをもらいました。

鄭思傑(左)、郭子健(右)・・・だと思う。


あ〜DVD見なくて良かったぁ〜!やっぱり日本語字幕はありがたい!
コレは公開は難しいだろうなぁ。DVDリリースでも良いから、どっか買ってくれ!