久々にハシゴ

ようやく暖かくなって来ましたね。
毎年このあたりから、私も元気を取り戻し(笑)、積極的に映画館にも足を運ぶ季節です。


GWはですね、特に何処にも行かず、家周辺をブラブラしたり、思い切り不摂生をして見たりと(汗)、のんびり過ごしておりました。


例年ならば映画のDVDをたくさん借りて来るのですが、今年は「ロケみつ」を数年前の関西編、四国編を始めから見るに留まりました。(笑)


もうGWが終わりかけの5月5日(土)に、DVDも買わずに以前から楽しみにしていた、ツイ・ハーク監督作「 王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件/狄仁杰之通天帝國/ 」が公開となるので、これに併せて、すでに公開中の「捜査官X/武侠」をハシゴして来ました。


昼前の「王朝の陰謀」を見る前に、新宿ピカデリーに「捜査官X」のチケットを押えようと行くと、この状態。


だから嫌いなんだよなぁ。この劇場・・・


スムースにチケットは買えたものの、連休と言うこともあって、結構埋まってる感じ。


歩いて数分の「シネマート新宿」へ移動。


実は、ここもあんまり来たくない映画館の1つ。


確か数年前に「DOAデッド・オア・アライブ」とか言う映画を(何故か)ここに見に来たんだけど、せま〜〜〜い映画館で、それも寒い時期でやけに混んでて窮屈な思いをしたから。(汗)







初日と言うこともあってか、結構な賑わい・・・と言うか、凄い入ってる!!


香港映画の公開初日に来たなんて、ホントに久しぶり。


チラシコーナーを覗くと、夏に未公開作を特集上映するとか、最近発表になった問題作「3D肉蒲団之極楽宝鑑」が「3D SEX&禅」と言うタイトルで公開になるとか、こんなご時勢でも結構な香港映画公開ラッシュとわかって、とても嬉しかったりする。


開場になったので入ってみると・・・




デカイ!!!!



こんな大きい劇場があったんだ!!(笑)


なんと335席もあるそうな。
考えてみれば、高校生の時に来た「香港エンターテイメント映画祭’88」をやった劇場だ。(今、思い出した!)
後方は埋まってる感じ。80人くらいはいたかな。何故か年配の方が多かった。ロビーで配給さんらしき方が「香港映画として売らなかったのが良かったのでは?」と立ち話で言っていた。


さて楽しみにしていた本編・・・


オープニングから説明が長い!概要を理解するのに、情報量が多すぎだよ。
もう見てればわかるだろうぐらいの感覚で見ようと心に決める。(笑)
これは香港版DVDを買って、訳しながら見ようとか言うレベルの映画じゃないわ。先に見ないで良かったと痛感。


ほとんどがCGだろうけど、お金もかけてるだろうし、映像的にゴージャス&ダイナミックだった。ツイ・ハークの世界らしく、何処となくマンガチックで、私のような往年のファンは嬉しいところ。


洞窟のアクションなんか、まるで「天空の剣/蜀山」みたいだったし。(笑)
まるで何やってんだか、訳わからんやり取りのアクションだったもん!そこがこの監督の良い所でもあるんだけど。


大きな映画館で非常に良い環境で見れたのは嬉しかったけど、128分はちょっと長く感じたかな。


この映画、オランダ人が書いた原作が元になってるなんて、直前にツイッターで教えていただいたんだけど、それを知ってる方はどうゆう感想をお持ちになったんだろうか?


終ってから、ピカデリー前のミスドでネットをやりながら軽く昼食。




「捜査官X」はピカデリーのスクリーン7(129席)
衣装の展示があると聞いて、4月初めに通りかかった時に撮った写真。(この日はすでに撤去されていた)






んまぁ〜入ったら、ほぼ満席!!


この映画も、DVDを買う前に公開が決まっていたので、我慢していた。


なるほど、こういった映画だったのか。
難しい話でも無く、アクションもテンポ良く入っていたし、全体的に結構まとまっていたと思うけど、確かに(ネット等の評判通り)「武侠」と言うタイトルがパッとしないのはわかるなぁ。「捜査官X」とした方が、何も知らないで見る人はわかりやすいだろうし、それらしい内容かも。


大きなアクションシーンは、ドニーさんvs強盗2人(谷垣さん含む)、vs恵英紅(クララ・ウェイ)、vs王羽(ジミー・ウォング)の3シーンで、どれも見応えあり!


やっぱり、ドニーさんはカンフーっぽいポーズをすると決まるなぁ〜〜!!!
あるところで覚醒するシーンなんかも、シビレたわ!カッコ良い!!


ジミーさん、「ベイダー卿」みたいな登場だった。
ほとんどオカルトの世界だよ。音響の良さも手伝って、おっかないったらありゃしない!(笑)


最後のバトルは速すぎて(凄すぎて)、ドニーさんがどんな剣さばきをしてるのか全然追いつけなかった。あんな殺陣にちゃんと合わせてるジミーさんも凄いけど・・・・


要所要所で、何処ぞの映画のオマージュを感じながら、楽しめた映画でございました。


日本での公開前、ネットで恵英紅とのバトルを見た後、谷垣さんに「あの小屋にいたのは雲南の水牛ですよね?」とお聞きしたら、 「ハハハ・・・あれは・・・・











ぬいぐるみですよ!



と言われてしまいました。
映画のマジックにまんまと騙されてしまったワタシ。(恥)
谷垣さんのブログに水牛の写真が載っていたので、つい・・・ハイ。


ピーター・チャン監督のインタビュー記事 ココ



鑑賞後、有楽町へ移動し「女ドラゴンと怒りの未亡人軍団」を見終わった友人達と待ち合わせ。居酒屋で3時間ほどバカ話をして、GWを締めくくりましたとさ。(笑)