「コロナ騒動」から一年半以上、いまだ事態は収束せず。
オリンピック閉幕後、ようやくワクチン接種2回目が行き届くようになり、東京の感染者も、10月中旬から、何故か急速に減って来た。全く不思議でしょうがない。
そんな中、今年も映画祭は、一応やる方向で。
上映本数・回数は、「まだまだ全然」って感じだけど、絞って参加するように。
簡単にまとめましたので、ご覧になって下さい。
「2021 東京・中国映画週間」
10月30日(土)19:10~ TOHOシネマズ 日本橋 スクリーン1
「アウトブレイク ~ 武漢奇跡の物語 ~ /中国医生」129分 2021年
最後に来たのは、2017年だから、4年ぶりの日本橋になるのか。
少し早めに家を出て、地下鉄に乗って、ちょうど30分。
久しぶりだったんで、ひとつ前の日本橋駅で間違えて降りちゃって、オジサン迷子に。
そのまま歩いて行こうと思ってたけど、間に合わないとまずいんで、仕方なく乗り直すことに。
無事、三越前に着いたものの、劇場方面へ上がる出口も間違っちゃって、もう大慌て。早めに家を出て来て良かったよ。
雰囲気はいつもと同じ。ちょっと寂しい感じだけど、しょうがないか。
初っ端から展開が早い。半分ドキュメンタリー調で。
監督が劉偉強と言うこともあって、それなりに満足できた。
「そうゆう映画」だとわかっていたし、内容もある程度想像できたけど、まだ収束したワケじゃないんで、ラストはちょっと複雑な感じだったかな。
入口で検温と消毒をするレーンが設けられていた。「感染対策」もちゃんとしている印象だった。
翌日には、リモートでのトークサロンがYouTubeにて。中々興味深いエピソードが。
映画が終わって、Mさん、Sさんと共に階下まで降り、プログラムを買いに有楽町駅前へ。
有楽町駅前(吉野家の方)には、いつものボードとチケットセンターが。 プログラムはこちらのチケットセンターで、2,000円。現金のみだった。
ランチをしようと、日比谷の「添好運」まで移動したんだけど、まんまと行列が。時間的にずれてるから、大丈夫だと思ったんだけどなぁ。最近になって、また人気が一段と高くなっているような気がする。参ったな。
しょうがないので、以前行ったことのある、小籠包のお店へ。また有楽町まで逆戻り。
「上海湯包小館」西銀座店
席は確保できて、食事もある程度頼んだんだけど、フィルメックス終わりに来た6年前の時とは、随分と味が。ちょっと残念だった。今はたくさん中華のお店が銀座界隈に出来てるらしいから、候補を考えておかないと。
こちらで、いろいろ雑談を一時間超。やっぱり楽しいね!!
久々に、複数人と喋ったから、喉が。
食事を終えて、ホテルに戻るMさんとはここでお別れ。
大阪限定のお菓子等をたっくさんいただきました。本当にいつも多謝です!!
帰りはSさんと、地下鉄で一緒に。
コロナが落ち着いたら、またXX騒ぎしましょう!!
第22回東京フィルメックス
11月6日(土)14:20~ 有楽町朝日ホール
「瀑布」129分 2021年
この会場に来るのも、実に6年ぶり?
とにかく、ここで見るのは避けていた。見てるうちにお尻が痛くなってくるから。
なので、ここ数年は出来るだけ、TOHOの劇場でやる回を選んで参加していた。
今年は他が無いのでしょうがない。前が通路の席を取ったので、多少は楽かと。
来ては見たものの、会場内のモニターを見たら、あんまり人がいないな。裏の「リンボ」に流れてるのかな?
大好きで追っかけている、鐘孟宏(チョン・モンホン)の最新作がもう日本で見れるとは!!
エロもグロもない、ほぼ笑いもない、ヤ◯ザも出て来ない、かなり真面目な映画だった。鐘孟宏作品としては、ちょっと意外な感じ。少しはいつものブラックユーモアが入ってて欲しかった。 大笑いしに行こうと思ったんだけど……この情勢が大きく関係しているのかなと。ちょっと拍子抜けした感じ。
上映後には、監督とのリモートQ&A。
母親役の賈靜雯さん、元夫役の李李仁さんが、さっきまで宣伝のイベントをやっていたとの事で、ほんの少しだけサプライズ登場!!
数年ぶりに朝日ホールで見たけど、字幕が右横のスペースに出るタイプでは無くなっていた。 シートは相変わらず。やっぱり、一席空けてずらして欲しかった。 (去年そうじゃなかったっけ?) 今の時代、前列がパイプ椅子ってのもなぁ……昔からだよね?
終了後、 有楽町朝日ホール前には、たっくさんの女性の方々が。マッケン(新田真剣佑)さんのファンミーティングをやってたみたいですね。
「瀑布」の ポスター、会場の何処にも見かけなかったな。残念!!
先日撮り忘れた、ドニーさんのだけを。
映画が終わって、早い時間だから大丈夫だろうと、「添好運」にリベンジしに来たんだけど、バッチリ行列してた。 それにしても、銀座界隈、凄い人出。いろいろ気を付けなきゃ。
「添好運」を諦めて、次のお店に移動の途中、気になっていたお店をチェック。
有楽町・銀座界隈を少し歩き、結局「とんかつ梅林」にて、早めの夕食を。 いつものミックス定食。美味しく頂きましたです。
「我が心の香港 映画監督アン・ホイ」公開記念 アン・ホイ監督特集
11月12日(金)14:15~ 新宿K'sシネマ
「我が心の香港 映画監督アン・ホイ」119分 2020年
映画祭前に情報が出ていたので、ハシゴをすると決めていた。
この前日に、歌舞伎町で車の事故が起こったとニュースで知り、それもいつも停めているTOHOのビル出口の真ん前だったので、どうしようか迷ったけど、劇場に電話したら、「もうキレイになってますよ」と聞いたので、車で出かけることに。
歌舞伎町に来るのも、2年ぶりになるのか・・・なんか随分と変わった感じがしたな。
ネットで見て気になっていた、TOHOシネマズ前に出来たと言う飲茶屋をチェック。
また何かの機会があったら、寄って見よう。
この後、アジア系のチラシをもらおうと、何軒か映画館に寄ったけど、全く置いて無くて残念!!
半年ぶりの新宿K'sシネマへ。
あっという間の119分。いろんな人が出て来て、自分は結構楽しめた。アン・ホイの映画は、学生時代から何となしに見てるけど、まさか自分を投影してるだなんて思わなかった。
お母さんが日本人だと言うことは知っていたけど、「客途秋恨」なんか今見たら、印象変わるのかなぁ?と。
パンフも買いました。700円。
チラシも、2種類ありましたよ。
年末に渋谷で開催予定の「香港映画祭」のチラシは、劇場に行けばあるのかな?
16:45~「男人四十」103分 2002年
6年ぶりに再見。 ちょうど20年前の映画。フィルム独特の質感、同時録音……久しぶりの感覚。昔はこんな状態で見るのが当たり前だった。何だか懐かしかった。見れて良かったよ。 ただ、劇場内にはポスター等がなくて、ちょっと残念だった。
アニタは昔のドタバタな映画しか見て来なかったんで、コメディエンヌみたいな印象があるんだけど、こんな良い演技をする映画があるなんて、6年前まで正直知らなかったんだよね。確か九州の映画祭でやったとは思うんだけど。なんで今までやらなかったんだろう?アン・ホイの映画では珍しく(汗)わかりやすくて、良い映画だったな。
ちなみに、ネットで予約したら、1,400円だった。 併せて、3日間しかやらない「男人四十」を、我が心割引(『我が心の香港』チケット提示)を使って、1,200円で鑑賞。 映画祭では物足りなかったので、久々にハシゴ。良い一日だった。
劇終後、「添好運」に電話をしたら、「一席空いてます。今は並んでませんよ」と言われたので、早歩きで急いで。
待ちなしで座れたよ!奇跡!! 一人だけなんで、ちょっとしか食べなかったけど、それでも、2,000円超えちゃった。 やっぱり、中華は数人じゃないとなぁ……としみじみ。
ちょうど19時に入って、20分ぐらいしか居なかったけど、出たらもう7・8組並んでた。
ホントにラッキーだった!!
目当てのお粥や点心も食べられたんで、映画祭期間中の「三度目の正直」で、リベンジは一応成ったんだけど、正直もっと食べたかったよ!! 年末までこの状況が続きますように。
バスタ新宿から、とぼとぼ歩いて、歌舞伎町方面へ。
いつも帰りに寄っている「ミスタードーナッツ」に行ったら、結構混んでいる。
覗いたら、ピカチュウとのコラボ商品が出てるらしくて、それ目的で皆さん並んでいたのか。自分は定番商品を、3つテイクアウトで。
今日は映画も良かったし、久しぶりに美味しい點心も食べれたんで、大満足な一日だったな。
ちなみに、新宿で一番安い駐車場は、ココだと思うんですけれども。
新宿に用がある時は、いつもこのTOHOシネマズの下に入れてます。(前はもうちょっと安かったのですよ)
電車で往復600円なので、少し高くても、ここまで非接触だし、場所的にも便利。とても助かります。
で、この前日の事故は、このTOHOシネマズ下から出て来た所を誤ってしまったそうです。映像を見てすぐにわかりました。 こんな感じでしっかり処理されてました。 決して笑えませんよ。自分も気を付けないと。
~ 編集後記 ~
今年の映画祭は、数本しか参加しなかったんで、物足りなさを感じたかな。
その中でも、数年ぶりに友人たちと再会できたことは、本当に嬉しかった。
それと、「香港電影」について。
某国の規制が強烈になって来たこと。自分らが幼少から慣れ親しんだ「香港映画」と言う存在自体が無くなってしまうんじゃないか?と言う危機感が。
少し前まで、冗談交じりで話していたことが、現実味を帯びて来たこと。ごく最近になって、痛感している。
この先、香港に遊びに行けたとしても、自分が見て来た80年・90年代の香港の景色はもう無いのかもしれない。楽しめないかもしれない。心の片隅でそう思っている。本当に悲しい。
コロナも減っては来てるかもしれないけど、第6波が来るのは確実だろうから、また騙し騙しかな。一日も早く収束することを願うばかり。
皆さんも、どうかお身体に気を付けて。またお会いしましょう!!
ー 劇終 ー